裁判官弾劾裁判所とは，憲法に定められた制度で，辞めさせるべきだと訴追された裁判官を辞めさせるかどうかを決める裁判所。
裁判所といっても，衆参両院の国会議員によって構成される。
その公式サイトがこちら。
裁判官弾劾裁判所が審理するのは，裁判官訴追委員会が罷免の訴追をした事案である。
裁判官訴追委員会も，メンバーは，国会議員である。
ちなみに，裁判官訴追委員会の決定には，訴追の決定，訴追猶予の決定，不訴追の決定の3種類がある。
なので，裁判官を辞めさせるべきだと考えて，弾劾しようと思ったら，まずは，裁判官訴追委員会に，訴追を請求することになる。
訴追請求状の書き方なども，上の公式サイトに載っている。
訴追決定をした事案や，訴追猶予決定をした事案は，裁判官訴追委員会のサイトに，罷免判決をした事例や，不罷免判決をした事例は，裁判官弾劾裁判所のサイトに，それぞれ，概要が載っている。
なかなか興味深いものだ。
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