損害賠償

債権法

最高裁判所平成24年(受)第651号

裁判データ最高裁判所平成24年(受)第651号平成25年4月16日第三小法廷判決出典:最高裁判所民事判例集67巻4号1049頁評論:最高裁判所判例解説民事篇平成25年度211頁,渡部佳寿子著「弁護士の依頼者に対する損害賠償責任」(判例タイム...
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東京高等裁判所令和3年(ネ)第4196号

裁判データ東京高等裁判所令和3年(ネ)第4196号令和4年3月23日判決出典:判例時報2567号45頁判旨追突事故が,先行車両の運転者により故意に招致されたと認定され,損害賠償請求が棄却された事例。
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同一交通事故での物損の相殺

最高裁昭和49年6月28日判決裁判データ最高裁判所昭和47年(オ)第36号 損害賠償請求事件昭和49年6月28日第三小法廷判決出典:民集28巻5号666頁評論:最高裁判例解説民事篇昭和49年度28頁判旨民法509条の趣旨は,不法行為の被害者...
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交通事故での慰謝料

慰謝料は,明確な基準があるわけではないので,弁護士にとっては依頼者への説明や請求が,裁判官にとっては和解案や判決での判断が,難しい。そこで,過去の裁判例や,判例・学説の流れをまとめた文献が重要になる。
債権法

既往症・素因により損害賠償額を減額することの可否

身体的疾患身体的疾患は,賠償額の減額の対象となる。最高裁判所昭和63年(オ)第1094号平成4年6月25日第一小法廷判決民集46巻4号400頁事故と被害者の身体的疾患がともに原因となって損害が発生した場合で,当該疾患の態様・程度などに照らし...
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交通事故損害における身体的既往症の扱い

交通事故等で被害に遭った人に,以前から疾患があって,それと事故が相まって損害が発生した場合には,どのように損害を算定するか?最高裁は,当該疾患の態様,程度などに照らして,加害者に損害の全部を賠償させるのが公平を失するときは,民法722条2項(過失相殺の規定)を類推適用して,以前からの疾患を斟酌することができるとした。
債権法

「生命・身体の侵害を伴わない債務不履行と慰謝料 ー最近の裁判例を通してー」

後藤勇著判例タイムズNo.552(1985年6月1日号)
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不貞の相手方の責任割合

裁判データ東京地方裁判所平成4年(ワ)第3650号 損害賠償請求事件平成4年12月10日判決出典:判例タイムズ870号232頁判旨YがXの夫であるAと情交関係をもち,その不貞行為を契機としてXとAとの婚姻関係が破綻の危機に瀕し,Xが深刻な苦...
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労働能力が減退したが後遺障害逸失利益を認めなかった事例

裁判データ最高裁判所昭和41年(オ)第600号 損害賠償請求事件昭和42年11月10日第二小法廷判決出典:民集21巻9号2352頁評釈:法曹時報20巻3号201頁判旨交通事故による傷害のため,労働力の喪失・減退を来したことを理由として,将来...
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婚約破棄による損害賠償

認めた事例最高裁昭和38年9月5日判決判決データ最高裁判所昭和37年(オ)第1200号昭和38年9月5日第一小法廷判決出典:民集17巻8号942頁評釈:最高裁判例解説判旨当事者が真実夫婦として共同生活を営む意思で婚姻を約し,長期にわたり肉体...