交通事故

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債権法

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裁判例事故性・故意訴訟物最高裁昭和43年(オ)第943号事故性・故意を認定故意による事故であることを認定東京高等裁判所令和3年(ネ)第4196号労働能力の喪失最高裁判所昭和41年(オ)第600号自賠法施行規則別表の労働能力喪失率が有力な資料...
債権法

東京高等裁判所令和3年(ネ)第4196号

裁判データ東京高等裁判所令和3年(ネ)第4196号令和4年3月23日判決出典:判例時報2567号45頁判旨追突事故が,先行車両の運転者により故意に招致されたと認定され,損害賠償請求が棄却された事例。
保健法

東京地方裁判所平成30年(ワ)第6797号

裁判データ東京地方裁判所平成30年(ワ)第6797号 保険金請求事件令和3年3月16日判決自保ジャーナルNo.2098(Nov.25.2021)判旨以下の点からすると,原告は,意図的に虚偽の自己状況を述べているものといわざるを得ず,保険契約...
債権法

同一交通事故での物損の相殺

最高裁昭和49年6月28日判決裁判データ最高裁判所昭和47年(オ)第36号 損害賠償請求事件昭和49年6月28日第三小法廷判決出典:民集28巻5号666頁評論:最高裁判例解説民事篇昭和49年度28頁判旨民法509条の趣旨は,不法行為の被害者...
債権法

既往症・素因により損害賠償額を減額することの可否

身体的疾患身体的疾患は,賠償額の減額の対象となる。最高裁判所昭和63年(オ)第1094号平成4年6月25日第一小法廷判決民集46巻4号400頁事故と被害者の身体的疾患がともに原因となって損害が発生した場合で,当該疾患の態様・程度などに照らし...
債権法

交通事故損害における身体的既往症の扱い

交通事故等で被害に遭った人に,以前から疾患があって,それと事故が相まって損害が発生した場合には,どのように損害を算定するか?最高裁は,当該疾患の態様,程度などに照らして,加害者に損害の全部を賠償させるのが公平を失するときは,民法722条2項(過失相殺の規定)を類推適用して,以前からの疾患を斟酌することができるとした。
債権法

労働能力が減退したが後遺障害逸失利益を認めなかった事例

裁判データ最高裁判所昭和41年(オ)第600号 損害賠償請求事件昭和42年11月10日第二小法廷判決出典:民集21巻9号2352頁評釈:法曹時報20巻3号201頁判旨交通事故による傷害のため,労働力の喪失・減退を来したことを理由として,将来...
債権法

既往症を考慮した事案

裁判データ大阪高等裁判所平成20年(ネ)第1455号平成23年2月25日判決 労働判例1029号36頁判旨原告は,勤務中,先天的な脳動静脈奇形(AVM)部分からの出血(本件発症)により常時半昏睡という重篤な後遺障害を負った。 過重な業務の負...
債権法

交通事故で被害者が保険を用いて車両を修理した場合

被害者が,自己が契約する自動車保険により事故車両の修理費用を支出した場合,そのことによって保険の等級が下がって保険料が増額される。この増額分は,事故の損害になるか?1 損害肯定説横浜地方裁判所昭和45年(ワ)第490号,昭和47年(ワ)第5...
民事訴訟法

交通事故訴訟と訴訟物

裁判データ最高裁昭和43年(オ)第943号昭和48年4月5日第一小法廷判決民集27巻3号419号判旨1 同一事故により生じた同一の身体傷害を理由とする財産上の損害と精神上の損害とは,原因事実及び被侵害利益を共通にするものであるから,その賠償...