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刑事訴訟法

最高裁判所昭和32年(オ)第682号

裁判データ最高裁判所昭和32年(オ)第682号 慰謝料請求事件昭和37年7月3日第三小法廷判決出典:民集16巻7号1408頁,判例時報312号20頁判旨 刑事訴訟法208条2項にいう「やむを得ない事由があると認めるとき」とは,事件の複雑困難...
債権法

交通事故で被害者が保険を用いて車両を修理した場合

被害者が,自己が契約する自動車保険により事故車両の修理費用を支出した場合,そのことによって保険の等級が下がって保険料が増額される。この増額分は,事故の損害になるか?1 損害肯定説横浜地方裁判所昭和45年(ワ)第490号,昭和47年(ワ)第5...
債権法

詐害行為取消しによる返還債務の履行時期

最高裁平成30年(受)第44号,第45号平成30年12月14日第二小法廷判決民集72巻6号判旨詐害行為取消権が行使されたときの,受益者の取消債権者に対する受領済みの金員相当額の支払債務が遅滞に陥るのは,履行の請求を受けた時である。
債権法

通常損耗の原状回復義務

最高裁判所平成16年(受)第1573号平成17年12月16日第二小法廷判決裁判集民事218号1239頁,裁判所時報1402号34頁,判例タイムズ1200号127頁,判例時報1921号61頁賃借した建物の通常の使用に伴って生じる損耗について賃...
民事訴訟法

交通事故訴訟と訴訟物

裁判データ最高裁昭和43年(オ)第943号昭和48年4月5日第一小法廷判決民集27巻3号419号判旨1 同一事故により生じた同一の身体傷害を理由とする財産上の損害と精神上の損害とは,原因事実及び被侵害利益を共通にするものであるから,その賠償...
民事訴訟法

目隠しの設置を求める請求の趣旨

東京地方裁判所平成25年(ワ)第7953号 目隠設置等請求事件平成26年2月14日判決「原告らは,被告に対し,本件建物の北側及び西側の窓に目隠しを設置することを求めているものの,上記目隠しの形状等,すなわち,衝立状のものかそうでないものか,...
民事訴訟法

訴えの取下げに被告の同意が必要ない場合

口頭弁論期日が開かれた場合は,被告が何らの答弁をしていなくても,原告が訴えを取り下げるには被告の同意が必要であるという人がいたので,念のため。被告が何らの答弁もしない場合,口頭弁論期日が開かれたとしても,原告は,被告の同意なく訴えを取り下げ...
民事訴訟法

判決の原本と正本に不一致があった場合の正本送達の効力

裁判官が作成し,署名押印したものが,裁判書の原本。原本は1通しかなく,裁判所に保管しておかなければならない。そこで,当事者には,書記官が「正本である」と認証することで原本と同じ効力を持つことになった写しを交付する。強制執行は,この正本に基づ...
参考資料

実務の友

実務の友裁判実務で使う可能性がある各種データベースや,ソフト(Exelのテンプレート等),あるいはリンクなど。中には,「公用文作成要領」というページも(トップページからのリンクが見つからなかった(^^ゞ)。便利なサイトだが,間違った記述や,...
参考資料

京都ソフトの不具合情報

京都ソフト(Exelのテンプレート)の最新版ver2.0に,「対照」タブの裁判所認定始業時刻・終業時刻欄に入力したデータが「J金額」タブに正しく反映されないバグがあることが判明した。現在,制作者により,修正を検討中とのこと。なお,ver1....