民事訴訟法

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仮執行宣言付支払督促に対する異議による訴訟の審判対象と判決内容

仮執行宣言付支払督促に対して異議の申立てがあって移行した通常訴訟での審判の対象は何か?そこでは,仮執行宣言については,どのような判決を言い渡すべきなのか?
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裁判所の釈明義務

裁判データ 最高裁判所平成20年(受)第1590号 雇用関係存在確認等請求事件平成22年10月14日第一小法廷判決出典:裁判集民事235号1頁,判例タイムズ1337号105頁,判例時報2098号55頁評釈:民商法雑誌144巻4~5号...
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裁判所外で尋問した後の手続

最高裁昭和31年(オ)第559号 損害賠償請求事件 昭和35年2月9日第三小法廷判決 民集14巻1号84頁 法曹時報12巻4号70頁,法律時報32巻11号121頁,民商法雑誌42巻6号106頁  裁判所外で受託裁判官による尋問が...
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交通事故訴訟と訴訟物

裁判データ 最高裁昭和43年(オ)第943号 昭和48年4月5日第一小法廷判決 民集27巻3号419号 判旨 1 同一事故により生じた同一の身体傷害を理由とする財産上の損害と精神上の損害とは,原因事実及び...
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目隠しの設置を求める請求の趣旨

東京地方裁判所平成25年(ワ)第7953号 目隠設置等請求事件 平成26年2月14日判決 「原告らは,被告に対し,本件建物の北側及び西側の窓に目隠しを設置することを求めているものの,上記目隠しの形状等,すなわち,衝立状のものかそうでない...
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訴えの取下げに被告の同意が必要ない場合

口頭弁論期日が開かれた場合は,被告が何らの答弁をしていなくても,原告が訴えを 取り下げるには被告の同意が必要であるという人がいたので,念のため。 被告が何らの答弁もしない場合,口頭弁論期日が開かれたとしても,原告は,被告の同意なく訴...
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判決の原本と正本に不一致があった場合の正本送達の効力

裁判官が作成し,署名押印したものが,裁判書の原本。 原本は1通しかなく,裁判所に保管しておかなければならない。 そこで,当事者には,書記官が「正本である」と認証することで原本と同じ効力を持つことになった写しを交付する。 強...
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必要的共同訴訟・・・否定例

東京高等裁判所昭和54年(ネ)第663号 建物収去土地明渡請求控訴事件 昭和56年10月26日判決 判旨 土地賃貸借契約の終了に基づき,建物の共有者らに対し,建物を収去し土地を明け渡 すよう求める訴訟は,共有者らの建物収去土地明...
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判決を更正できる範囲

東京地方裁判所平成23年(ソ)第229号 平成23年12月28日決定 判例時報2142号46頁 判旨 原決定は、基本事件の判決について「既払金を控除しないで計算した明白な誤りが あった」として、認容額に関する記載を五万一八三七円及...
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訴訟上の和解が錯誤無効であるとの主張がなされた場合の対応

大審院昭和5年(ク)第1070号口頭弁論期日申請却下決定に対する抗告事件 昭和6年4月22日決定 大審院民事判例集10巻7号380頁 判旨 訴訟上の和解も,訴訟物たる私法上の権利又は法律関係についてなされた和解は常に 私法...
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