民法

債権法

同一交通事故での物損の相殺

最高裁昭和49年6月28日判決 裁判データ 最高裁判所昭和47年(オ)第36号 損害賠償請求事件昭和49年6月28日第三小法廷判決出典:民集28巻5号666頁評論:最高裁判例解説民事篇昭和49年度28頁 判旨 民法...
民法総則

公共用財産の時効取得

最高裁昭和51年12月24日判決 裁判データ 最高裁判所昭和51年(オ)第46号所有権確認請求事件昭和51年12月24日第二小法廷判決出典:民集30巻11号1104頁評釈:ジュリスト637号90頁,法曹時報30巻3号150頁,...
債権法

交通事故での慰謝料

慰謝料は,明確な基準があるわけではないので,弁護士にとっては依頼者への説明や請求が,裁判官にとっては和解案や判決での判断が,難しい。 そこで,過去の裁判例や,判例・学説の流れをまとめた文献が重要になる。
債権法

既往症・素因により損害賠償額を減額することの可否

身体的疾患 身体的疾患は,賠償額の減額の対象となる。 最高裁判所昭和63年(オ)第1094号平成4年6月25日第一小法廷判決民集46巻4号400頁事故と被害者の身体的疾患がともに原因となって損害が発生した場合で,当該疾患の態様...
債権法

交通事故損害における身体的既往症の扱い

交通事故等で被害に遭った人に,以前から疾患があって,それと事故が相まって損害が発生した場合には,どのように損害を算定するか?最高裁は,当該疾患の態様,程度などに照らして,加害者に損害の全部を賠償させるのが公平を失するときは,民法722条2項(過失相殺の規定)を類推適用して,以前からの疾患を斟酌することができるとした。
債権法

「生命・身体の侵害を伴わない債務不履行と慰謝料 ー最近の裁判例を通してー」

後藤勇著判例タイムズNo.552(1985年6月1日号)
債権法

不貞の相手方の責任割合

裁判データ 東京地方裁判所平成4年(ワ)第3650号 損害賠償請求事件平成4年12月10日判決出典:判例タイムズ870号232頁 判旨 YがXの夫であるAと情交関係をもち,その不貞行為を契機としてXとAとの婚姻関係が破綻...
債権法

労働能力が減退したが後遺障害逸失利益を認めなかった事例

裁判データ 最高裁判所昭和41年(オ)第600号 損害賠償請求事件昭和42年11月10日第二小法廷判決出典:民集21巻9号2352頁評釈:法曹時報20巻3号201頁 判旨 交通事故による傷害のため,労働力の喪失・減退を来...
物権法

土地建物が共有で土地の持分が強制競売された場合の法定地上権の成否

裁判データ 最高裁判所平成4年(オ)第98号平成6年4月7日第一小法廷判決出典:民集48巻3号989頁評釈:最高裁判例解説平成6年#14 判旨 土地及びその上の建物がいずれもAとBの共有に属するところ,土地についてのAの...
民法総則

遺留分減殺の意思表示が含まれると認められる場合

裁判データ 最高裁判所平成9年(オ)第685号 遺留分減殺,土地建物所有権確認請求事件平成10年6月11日第一小法廷判決出典:民集52巻4号1034頁評釈:法曹時報53巻1号163頁 判旨 遺産分割と遺留分減殺とは,その...
タイトルとURLをコピーしました