相続法 寄与分 重い老人性痴呆の被相続人を10年間にわたって看護してきた子の一人に寄与分を認めた事例盛岡家庭裁判所昭和58年(家)第139号,昭和58年(家)第961号 遺産分割申立事件,寄与分を定める申立事件昭和61年4月11日審判家裁月報38巻12号7... 2021.03.02 相続法
親族法 婚姻解消後300日以内に出生した子が嫡出の推定を受けないとされた事例 裁判データ最高裁判所昭和43年(オ)第1184号 認知請求事件昭和44年5月29日第一小法廷判決出典:民集23巻6号1064頁,判例タイムズ236号123頁,判例時報559号45頁評釈:ジュリスト429号91頁,判例評論129号19頁,法曹... 2020.11.26 親族法
債権法 同一交通事故での物損の相殺 最高裁昭和49年6月28日判決裁判データ最高裁判所昭和47年(オ)第36号 損害賠償請求事件昭和49年6月28日第三小法廷判決出典:民集28巻5号666頁評論:最高裁判例解説民事篇昭和49年度28頁判旨民法509条の趣旨は,不法行為の被害者... 2020.11.07 債権法
民法総則 公共用財産の時効取得 最高裁昭和51年12月24日判決裁判データ最高裁判所昭和51年(オ)第46号所有権確認請求事件昭和51年12月24日第二小法廷判決出典:民集30巻11号1104頁評釈:ジュリスト637号90頁,法曹時報30巻3号150頁,最高裁判例解説民事... 2020.11.06 民法総則
債権法 交通事故での慰謝料 慰謝料は,明確な基準があるわけではないので,弁護士にとっては依頼者への説明や請求が,裁判官にとっては和解案や判決での判断が,難しい。そこで,過去の裁判例や,判例・学説の流れをまとめた文献が重要になる。 2020.11.05 債権法
債権法 既往症・素因により損害賠償額を減額することの可否 身体的疾患身体的疾患は,賠償額の減額の対象となる。最高裁判所昭和63年(オ)第1094号平成4年6月25日第一小法廷判決民集46巻4号400頁事故と被害者の身体的疾患がともに原因となって損害が発生した場合で,当該疾患の態様・程度などに照らし... 2020.10.07 債権法
債権法 交通事故損害における身体的既往症の扱い 交通事故等で被害に遭った人に,以前から疾患があって,それと事故が相まって損害が発生した場合には,どのように損害を算定するか?最高裁は,当該疾患の態様,程度などに照らして,加害者に損害の全部を賠償させるのが公平を失するときは,民法722条2項(過失相殺の規定)を類推適用して,以前からの疾患を斟酌することができるとした。 2020.10.07 債権法
債権法 不貞の相手方の責任割合 裁判データ東京地方裁判所平成4年(ワ)第3650号 損害賠償請求事件平成4年12月10日判決出典:判例タイムズ870号232頁判旨YがXの夫であるAと情交関係をもち,その不貞行為を契機としてXとAとの婚姻関係が破綻の危機に瀕し,Xが深刻な苦... 2020.05.10 債権法親族法
債権法 労働能力が減退したが後遺障害逸失利益を認めなかった事例 裁判データ最高裁判所昭和41年(オ)第600号 損害賠償請求事件昭和42年11月10日第二小法廷判決出典:民集21巻9号2352頁評釈:法曹時報20巻3号201頁判旨交通事故による傷害のため,労働力の喪失・減退を来したことを理由として,将来... 2020.05.06 債権法